鴨川市議会、ハラスメント根絶へ条例制定！議員・職員の行動規範を明確化

鴨川市議会は、ハラスメントを人権問題と捉え、その根絶と未然防止を目指す「鴨川市議会ハラスメント防止条例」を全会一致で可決しました。

本条例は、議員および職員が互いを尊重し、快適に働ける環境の確立を目的としています。議員は市民の代表として高い倫理観を持ち、ハラスメントの防止に努める義務があること、また、自身の行為に疑いが生じた場合は誠実に説明責任を果たすことが規定されています。

この条例制定は、議員研修会でのハラスメント問題提起を契機に、議会運営委員会を中心に進められました。

さらに、市議会ではハラスメント防止策の一環として、職員を対象としたアンケート調査を複数回実施し、その結果を公表しています。今後は、アンケート結果を真摯に受け止め、予防対策や相談体制の充実を図っていく方針です。

また、アンケート結果を踏まえ、一般質問の通告期限見直しや、委員会日程の短縮など、具体的な対応も行われています。