【生野区の未来を語る】空き家活用から多文化共生まで、区長が熱意を語る！

大阪市生野区は、株式会社macoto.creativeと包括連携協定を締結しました。

対談では、筋原区長が生野区が抱える課題について語りました。
一つ目は、大阪市内最多の空き家問題です。人口減少により増えた空き家を有効活用し、安全・安心なまちづくりを目指しています。

二つ目は、日本一高い外国人比率（79カ国）による教育システムへの影響です。日本語が話せない子どもたちが増え、小学校や保育所での対応が限界に達しています。

区長は、これらの課題に対し、「異和共生」という理念を掲げています。これは、互いの違いを尊重しつつ、壁の隙間から共にできることを広げていく考え方です。

外国人住民の子どもたちが、国籍に関わらず学歴や就労の機会を得られる環境整備が急務であり、生野区がそのモデル構築を先導したいと述べました。

また、高齢者の空き家活用や、外国籍高齢者の支援、閉校になった小学校跡地の活用（いくのパーク）など、様々な取り組みを紹介。

これらの課題解決には、まちぐるみでのサポート体制と財源が必要であり、遺贈寄付の活用や基金化も視野に入れているとのことです。