愛媛県 松山市  公開日: 2025年08月19日

高齢化社会における結核対策~早期発見と地域支援の重要性~

松山市では、令和6年、新規結核登録患者の6割が高齢者でした。高齢者の結核は、基礎疾患や薬剤の影響による免疫低下、自覚症状の乏しさから、診断が遅れ、家族や施設への感染拡大のリスクを高めます。また、外国人患者の増加も課題です。

これらの状況を受け、令和7年9月3日(水)19:00~20:30、松山市保健所で結核対策講演会を開催します。愛媛県総合保健協会診療所長の阿部聖裕先生による特別講演「臨床での現在の結核医療~早期発見・早期治療に向けて~」をはじめ、松山市保健所所長による松山市の結核の現状報告などを行います。

対象者は社会福祉施設関係者、医療機関従事者、関係行政担当者で、参加費は無料です。申込期限は令和7年8月27日(水)まで。申込方法は、ロゴフォーム、電話、FAXです。会場の駐車場は混雑が予想されるため、公共交通機関の利用が推奨されます。詳細は、案内チラシ(PDF)をご確認ください。
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高齢化社会における結核の増加、特に高齢者の診断遅延による二次感染リスクの高さは、喫緊の課題だと感じます。今回の講演会で、阿部先生のお話を伺い、早期発見・早期治療のための具体的な対策や、外国人患者への対応など、多角的な視点からの知見を得られることを期待しています。特に、高齢者の結核に関する早期発見のポイントや、家族への感染予防策について詳しく知りたいですね。

ご関心をお寄せいただきありがとうございます。高齢者の結核は、ご指摘の通り、症状が分かりにくく、発見が遅れることが大きな問題です。今回の講演会では、まさにそうした点に焦点を当て、阿部先生をはじめ、専門家の方々が分かりやすく解説してくださる予定です。高齢者のケアに携わる方々にとって、非常に有益な情報が得られる機会になると思いますので、ぜひご参加いただければ幸いです。ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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