【岩手県】高齢者の尊厳を守る！虐待防止と養護者支援の取り組みとは？

岩手県では、「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づき、高齢者の尊厳が尊重される社会を目指しています。

高齢者虐待は、身体的、介護・世話の放棄・放任、心理的、性的、経済的虐待の5種類に定義されています。

市町村は、虐待対応窓口の設置、安全確認、事実確認、訪問調査などを実施。虐待が認められた場合は、養護者への援助や施設入所措置、介護保険法に基づく権限行使などを行います。

県は、市町村への支援、連携した安全確認・事実確認、老人福祉法・介護保険法に基づく権限行使、毎年度の虐待状況公表などを実施。さらに、関係機関の連携強化や相談機関の資質向上を目指し、岩手県高齢者総合支援センターによる支援や研修事業も行っています。

また、身体拘束の廃止を宣言し、介護技術の向上や開かれた介護を目指しています。

県内の虐待・養護者支援窓口一覧や、厚生労働省マニュアル、調査結果なども公開しています。