公正な採用選考で若者雇用を促進！大分県からの事業主への重要なお知らせ

大分県と厚生労働省大分労働局は、新規学校卒業予定者に対する公正な採用選考の実施を事業主に強く求めています。

近年、採用選考において、応募者の適性・能力と無関係な質問や、差別につながる可能性のある事例が見られます。そのため、事業主は、面接担当者を含め、選考に関わる全員で事前に質問内容を検討するなど、社内での認識を深める必要があります。

具体的には、性別、学校の種類、障がい、家族状況、思想・信条などに基づく差別を避け、応募書類についても、戸籍謄本や住民票などの提出を求めないように配慮する必要があります。選考基準は職務遂行に必要な能力に基づき、身元調査は行わないこと。面接では、受験者の基本的人権を尊重し、複数の面接担当者による面接を行うなど、客観的な評価に努めるべきです。また、選考結果は速やかに学校と本人に通知し、不採用の場合は理由を明確に示す必要があります。

大分労働局のウェブサイトには、公正な採用選考のための資料が掲載されているので、活用ください。 公正な採用選考は、若者雇用促進に不可欠です。ご協力をお願いします。