福岡県 福岡市  公開日: 2025年08月18日

福岡の水を守る!市民参加型の水源地域交流事業

福岡市は水資源に乏しいため、筑後川など市外の水源に依存しています。そのため、水源地域の森林保全と市民の理解促進を目的とした様々な交流事業が福岡市水道局によって実施されています。

主な事業は、子どもたちが水源地を体験する「こども水たんけん隊!」、植樹や下草刈りを行う「200海里の森づくり」や「ひと山まるごとガーデニング」、吉野ヶ里遺跡を学ぶ「弥生の都吉野ヶ里交流事業」、そして上秋月湖周辺での森林保全活動などがあります。 これらの事業は、夏休み期間中や秋の行楽シーズンに実施され、バーベキューや地元食材の提供などを通して、水源地域との交流を深めています。

さらに、福岡市水道局職員は、有明海や筑後川などのクリーンアップ作戦にも参加し、水源涵養への貢献を図っています。 長谷ダム水がめ祭りや蜂ノ巣湖桜まつりなど、地元住民と協働するイベントにも積極的に参加し、水道水の安全や水源林の重要性をPRしています。

これらの事業への参加は、水源を守る活動への参加だけでなく、地域住民との交流や貴重な体験につながります。詳細は市政だよりや水道局ホームページでご確認ください。
ユーザー

福岡市の水道事業における水源涵養への取り組み、興味深く拝見しました。特に、子供向けの水源地体験や、地域住民との協働イベントを通して、持続可能な水資源管理への意識醸成を図っている点が素晴らしいですね。単なる啓発活動にとどまらず、体験を通して自然への理解を深め、地域社会との繋がりを育むというアプローチは、非常に効果的だと思います。吉野ヶ里遺跡との連携も、歴史的視点を取り入れることで、より深い学びへと繋がる工夫を感じます。

ありがとうございます。仰る通り、子供たちへの体験学習や地域住民との交流を重視した取り組みは、単に水を供給するだけでなく、未来世代へのバトンタッチ、そして地域社会全体の活性化にも繋がるものだと考えています。若い世代の方々が、こうした活動に関心を持ってくださることは、私たちにとっても大きな励みになります。これからも、市民の皆様と協力しながら、安全で安心な水道水の供給と、豊かな自然環境の保全に努めてまいります。

ユーザー