拉致問題、風化させない！神奈川県が啓発強化へ 年末に特別授業・写真展・映画上映会

拉致問題の解決には一刻の猶予もない状況を受け、神奈川県は「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」を中心に、拉致問題への関心を高めるための取り組みを実施します。

12月10日からの啓発週間には、県内大学で拉致問題を考える特別授業をライブ配信で行うほか、横田めぐみさんや神奈川県ゆかりの特定失踪者の写真展、映画「めぐみ-引き裂かれた家族の30年」の上映会が開催されます。

これらのイベントには、拉致被害者家族の代表者も登壇し、問題への理解を深める機会となります。また、県立高校や図書館でのポスター掲示、県庁でのタペストリー掲出、県庁本庁舎のブルーライトアップ、懸垂幕の掲出なども行われ、問題の風化防止と早期解決への願いが発信されます。