三重県  公開日: 2025年08月15日

三重県と全国の住宅着工状況:令和7年6月最新データ

令和7年6月、三重県の住宅着工戸数は前年同月比30.4%減の470戸となりました。内訳は、持家291戸(-26.7%)、貸家112戸(-46.9%)です。一方、給与住宅と分譲住宅は前年同月比で変化がありませんでした。建て方別では、一戸建てが358戸(-22.5%)、長屋建てが76戸(+31.0%)、共同住宅が36戸(-76.8%)でした。着工床面積は全体で121千m²(+28.4%)と増加しましたが、居住用は49千m²(-23.8%)と減少しました。

全国では、住宅着工戸数は前年同月比15.6%減の55,956戸でした。内訳は、持家16,030戸(-16.4%)、貸家24,289戸(-14.0%)、給与住宅562戸(+10.2%)、分譲住宅15,075戸(-17.9%)です。建て方別では、一戸建て25,282戸(-14.7%)、長屋建て5,551戸(-14.0%)、共同住宅25,123戸(-16.8%)でした。着工床面積は全体で7,400千m²(-16.0%)と減少しました。

三重県内では、桑名市を除く11市で減少、松阪市では増減なしでした。四日市市は前年同月比30.9%減でした。
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三重県における住宅着工戸数の減少、特に持家と貸家の減少率が大きい点が気になりますね。全国的な減少傾向もある中で、三重県独自の要因も分析する必要があるのではないでしょうか。着工床面積の増加と居住用床面積の減少という対比も興味深く、高層マンション建設の増加などが影響しているのかもしれません。更なる詳細なデータ分析によって、この背景にある社会経済的な要因を解明することが重要だと思います。

そうですね。的確なご指摘ありがとうございます。確かに、数字だけでは見えてこない部分がありますね。全国平均と比較した際の三重県の独自性、例えば人口減少率や地価変動、あるいは地域特有の建築事情なども考慮に入れながら、より深く分析していく必要があるでしょう。特に、着工床面積の増加と居住用床面積の減少の食い違いは、今後の住宅政策を考える上で重要な示唆を与えてくれるかもしれません。一緒に考えていきましょう。

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