宮崎県 高原町  公開日: 2025年11月07日

【貴重な歴史遺産】丸山家伝来の銃砲刀剣類5点が町指定文化財に!

高原町教育委員会は、「丸山家伝来銃砲刀剣類計5点」を、令和7年10月16日付で町指定文化財に指定しました。

この銃砲刀剣類は、江戸時代に高原郷の行政で重職を務めた丸山家に伝来したものです。刀剣類3点と銃砲類2点からなり、令和6年に町教育委員会へ寄贈されました。

刀剣類のうち1点は、永正年間(1504~1521年)に備州で作刀されたもので、拵は江戸時代の薩摩藩で流行した「薩摩拵」です。銃砲類は2点とも当時の薩摩藩で作られた「薩摩筒」で、装飾が豊かです。うち1丁には島津家の家紋が施されており、島津家からの下賜品である可能性が示唆されています。

旧家に伝わる文化財が盗難等の被害に遭う中、江戸時代からの伝来が確定できる銃砲刀剣類が残存していたことは非常に貴重です。
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丸山家に伝わった銃砲刀剣類が町指定文化財になったんですね。江戸時代の「薩摩拵」や、島津家の家紋が入った「薩摩筒」なんて、歴史ロマンを感じます。旧家に伝わるものが無事に残っているのは本当にありがたいことですよね。

そうなんですよ。貴重なものが残っていて、こうして文化財に指定されたのは嬉しいニュースですよね。当時の技術や装飾の豊かさもさることながら、家紋が入っているというのは、歴史の深さを感じさせます。

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