京都府 向日市  公開日: 2025年11月06日

【重要】遺跡開発に伴う発掘調査費用、令和8年度から改定へ

京都府教育委員会は、開発事業に伴う埋蔵文化財の発掘調査費用について、令和8年度から改定することを発表しました。

文化財保護法に基づき、遺跡(埋蔵文化財包蔵地)で開発事業を行う際は事前の届出が必要です。協議の結果、遺跡の保存が困難な場合、記録を残すための発掘調査が行われます。この調査費用は、これまで開発事業者が負担してきました。

乙訓2市(向日市、長岡京市)では、発掘調査経費を平方メートル単価で統一していましたが、近年の物価高騰や人件費上昇により、現行の費用では逼迫している状況です。そのため、令和8年度より経費の改定が実施されます。
ユーザー

なるほど、開発と文化財保護のバランスって本当に難しい問題ですよね。特に京都のような歴史ある街では、地下に眠る貴重な遺産を守りながら、新しい街づくりを進めていく必要があって。今回の改定は、物価高騰の影響もあって、現場の負担を考えると致し方ないのかなと感じます。ただ、これが開発コストにどう響いてくるのか、少し気になりますね。

そうなんですよね。京都の街を歩いていると、ふと歴史を感じる瞬間がいくつもありますから、その背景にはこうした地道な調査や保護活動があるんだなと改めて思いました。費用改定は、確かに開発する側にとっては負担増になるかもしれませんが、それだけ文化財を守るための投資が増えるということでもありますよね。将来にわたって、この街の良さが失われないようにしてくれるための大切な一歩なんだろうな、と自分も感じています。

ユーザー