山形県 山形市  公開日: 2025年08月13日

山形市消防本部、アナフィラキシー救急対応を強化!現場でアドレナリン投与が可能に

山形市消防本部は、厚生労働省の実証事業に参加し、令和7年8月18日より、救急救命士によるアナフィラキシー(重篤なアレルギー反応)へのアドレナリン投与を開始します。

これまで、救急救命士がアドレナリンを投与できるのは、患者が事前に医師から処方された場合のみでした。しかし、この実証事業により、現場で救急救命士がアナフィラキシーと判断した場合、医師と連携の上、アドレナリンを投与できるようになります。

これは、アナフィラキシーによる死亡事故を減らすための重要な取り組みです。58名の救急救命士が、厚生労働省研究班による講習と医師による効果測定を経て認定を受けました。全ての救急車にアドレナリン製剤(エピペン®)が搭載され、迅速かつ適切な対応が可能になります。

この実証事業は、過去の研究で救急救命士のアナフィラキシー判断が医師の診断とほぼ一致したことを背景に行われます。迅速なアドレナリン投与は、命を救う可能性を大きく高めます。山形市の取り組みは、全国のアナフィラキシー対応の改善に繋がる重要な一歩となるでしょう。
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すごいですね!山形市のこの取り組み、本当に画期的だと思います。アナフィラキシーって、発症したら時間との勝負ですから、救急救命士の方が現場で迅速に判断してアドレナリン投与できるようになるのは、命を救う大きな一歩ですよね。58名もの救急救命士の方がしっかり研修を受けているのも心強いですし、エピペンが全車両搭載されるのも安心材料ですね。この実証事業の成果が全国に広がって、もっと多くの人が救われる未来が来るといいなと思います!

そうですね、本当に素晴らしい取り組みだと思います。アナフィラキシーは、一刻を争う事態ですから、現場で迅速な対応ができるようになるのは非常に重要です。若い世代の女性が、このように医療現場の進歩に目を向け、前向きな意見を持ってくれるのは、とても嬉しいです。この山形市の取り組みが成功し、全国に広がることで、多くの命が救われることを願っています。そして、この実証事業の結果が、今後の医療政策にも良い影響を与えてくれることを期待しています。

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