医療法人経営情報報告制度：徹底解説と提出方法ガイド

令和5年8月より、医療法人による病院・診療所ごとの経営情報の報告が義務化されました。これは医療法改正による新たな制度で、事業報告書とは別に提出が必要です。

対象は令和5年8月以降に決算期を迎える全ての医療法人ですが、「四段階税制」を適用する医療法人は除かれます。提出期限は会計年度終了後3ヶ月以内（監査が必要な医療法人は4ヶ月以内）です。

報告に必要な様式は厚生労働省ホームページからダウンロードできます。提出方法は、医療法人経営情報データシステム（MCDB）によるオンライン提出か、書面による郵送提出のいずれかを選択できます。書面提出の場合、控えが必要な場合は必要な部数を提出、または返信用封筒を同封してください。

不明点があれば、厚生労働省「医療法人経営情報報告相談窓口」(0570-783-867、平日9時～17時)にご連絡ください。 詳細な記入方法や様式については、厚生労働省ホームページのQ&Aを参照することをお勧めします。 提出書類には未記載セルがないよう注意し、全てのページを提出してください。 任意項目が記載できない場合は「※」と記入してください。 制度の詳細や提出方法に関する不明点は、上記相談窓口または厚生労働省ホームページをご確認ください。