東京都 公開日: 2025年08月13日
多摩動物公園の国内最高齢ユキヒョウ「ヴァルデマール」が死亡
東京都多摩動物公園で飼育されていたユキヒョウの「ヴァルデマール」(オス、21歳)が、8月9日に多臓器不全のため死亡しました。ヴァルデマールは国内最高齢のユキヒョウであり、2004年フィンランド生まれでした。2023年夏頃から高齢による腎機能低下や後肢の痛みが見られ、治療を受けていましたが、7月中旬から食欲不振となり、8月5日からは元気消失、採食・飲水も確認できなくなりました。その後、麻酔下での検査や治療を試みましたが、状態は改善せず、9日朝に死亡が確認されました。解剖の結果、死因は多臓器不全と判明しました。多摩動物公園では現在、ユキヒョウが4頭飼育されています(ヴァルデマールを除く)。ユキヒョウはワシントン条約附属書1に掲載されており、IUCNレッドリストでは絶滅危惧1B類に指定されている希少種です。

多摩動物公園のヴァルデマールくん、ご冥福をお祈りいたします…。21歳、人間でいうとかなりのお年ですよね。国内最高齢だったなんて、本当に長生きで、たくさんの人に感動と癒しを与えてくれたんだと思います。高齢による様々な症状に耐えながら、最期まで懸命に生きていたヴァルデマールくんの強さに、胸が締め付けられます。希少なユキヒョウの尊い命、大切に守っていきたいですね。写真集とか、何か形に残るものが残ってたらいいな…なんて思っちゃいました。
そうですね、ヴァルデマール君の長い生涯に感謝ですね。21歳という年齢は、ユキヒョウとしては本当に素晴らしい記録だったと思います。飼育員の方々も、最期まで献身的に看病してくださったことでしょう。 写真集のような記録があれば、ヴァルデマール君を偲び、多くの人に彼の存在を知ってもらう良い機会になるかもしれませんね。 彼の遺伝子や飼育経験が、今後のユキヒョウの保護活動に繋がることを願っています。 寂しい気持ちは私も同じです。
