地震で自動解錠！取手市、避難所開設を迅速化する「感震キーボックス」を試験導入

取手市は、大規模地震発生時に市職員による避難所開設が困難な場合を想定し、一部の指定避難所に「感震キーボックス」を試験的に設置しました。

このキーボックスは、震度5弱以上の揺れを検知すると自動で解錠され、施設入口の鍵や避難所開設手順書などが保管されています。これにより、夜間や休日の地震発生時でも、近隣の自主防災組織や避難者自身が速やかに避難所を開設できるようになります。

設置場所は、取手第一高等学校、戸頭中学校、藤代中学校の体育館入口横です。感震キーボックスを設置した2校では、地域住民を対象とした避難所開設訓練も実施され、今後の運用改善に向けた意見が収集されました。

戸頭中学校については、空調設備工事完了後に訓練が実施される予定です。