【東神楽町】水道・下水道料金、なぜ値上げ？町長が審議会に諮問した「経営戦略」の全貌

東神楽町の上下水道事業は、快適な生活に不可欠なインフラですが、料金改定がなく、一般会計からの繰入金に依存する状況です。

人口減少や施設の老朽化による将来的な費用増加を見据え、安定したサービス提供のため、町長は上下水道事業審議会に料金改定を諮問しました。

審議会は専門的かつ公正な立場から審議を行い、令和7年9月29日に答申しました。

答申では、独立採算のためには大幅な引き上げが必要としつつも、激変緩和のため水道料金を23%、下水道使用料を49%引き上げることを提案。

これにより、一般家庭（月20㎥使用）の水道料金は月額3,501円（648円増）、下水道使用料は月額3,267円（1,067円増）となる見込みです。

この改定は令和8年度から5年間適用され、合併処理浄化槽やし尿処理に係る料金も同様に改定が予定されています。