【南海トラフ地震に備える】断水長期化！飲料水・生活用水、自宅での備蓄方法を徹底解説！

南海トラフ地震発生時、三重県志摩市では水道復旧に約1ヶ月かかり、当初100％断水が想定されています。市は飲料水を約9万リットル備蓄していますが、これは避難対象者分のため、自宅で生活できる量の備蓄が各家庭に必要です。

飲料水は1人1日3リットル、1週間分を目安に備蓄しましょう。清潔な密閉容器に水道水を隙間なく入れ、直射日光の当たらない涼しい場所で7日程度保存可能です。夏場は短くなります。使用済みのペットボトルは匂いが移りやすいため、ミネラルウォーターの空き容器が推奨されます。保存水はコップに注いで飲み、浄水器を通した水は塩素が除去されているため不向きです。朝一番の水は残留塩素が少ないため避けてください。

生活用水は浴槽に貯めたり、貯湯型給湯器の湯を活用する方法があります。浴槽の水は雑菌繁殖に注意し、入浴後に水を入れ替えて追い炊きすると比較的清潔に使えます。給湯器の利用は取扱説明書で確認が必要です。

なお、志摩市では期限切れ間近の備蓄水（2Lペットボトル）を、1人1日2本まで、11月10日（令和7年）8時30分から市役所5階防災危機管理課前で配布します。