三浦市議会だより第164号：決算認定、補正予算、そして市政の課題へ迫る！

三浦市議会だより第164号では、令和6年度決算の認定や、一般会計補正予算（第3号）など、市の財政に関する重要な審議結果が報告されています。

総務経済常任委員会では、令和7年度一般会計補正予算について、法人市民税還付額の増加理由や小児医療費助成事業への県支出金補助率などが質疑されました。また、国勢調査員の報酬引き上げや、小学校施設修繕費追加の理由も説明されました。

都市民生常任委員会では、国民健康保険事業や後期高齢者医療事業の補正予算が審議され、子ども子育て支援金制度への対応や、医療制度自体への意見も表明されました。公共下水道事業会計補正予算では、市役所新庁舎建設地区の雨水調整池工事における資材価格上昇による管きょ建設改良費増加の理由が示されました。

さらに、市内の高齢者施設の現状視察や、再審法改正、公共施設内での勧誘調査、津波警報への対応検証、重度障害者の医療費助成、移動困難者の通院対策、小学校体育館トイレのバリアフリー化、市内小中学校の施設環境改善など、多様な陳情が提出・審査されました。

一般質問では、津波警報発令時の市の対応や市長のSNS活用、避難所開設の遅れなどが議論され、市長は一部不適切であったと認め、教訓を生かす意向を示しました。また、補聴器購入助成や公営住宅の状況、市長公約の進捗、核兵器廃絶平和都市としての市の姿勢についても質問がありました。

その他、三浦国際市民マラソン不正事案の賠償金回収状況、第一次産業である農業・漁業の現状と課題、行方不明者情報発信の連携、海水浴場へのモビマット導入検討、小中学校の消防設備改善、老人センター改修、教職員の不祥事対策、SNS上の情報からの子ども保護、市長の法令違反と給与減額措置、観光振興や子どもの居場所づくりについても報告・議論されました。