【注意喚起】福岡県内で毒グモ発見増！セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモに警戒を

福岡県内で、海外から侵入した毒グモ、セアカゴケグモとハイイロゴケグモの発見事例が増加しています。
夏から秋にかけて活動が活発化するこれらのクモは、港湾地域などでコンテナなどに付着して侵入してきたと考えられています。

かまれると数時間から数日間、痛みや腫れ、重症化すると筋肉麻痺などを引き起こす可能性があります。
セアカゴケグモは黒色で腹部に赤色、ハイイロゴケグモは灰色から黒色で腹部に赤色の砂時計模様が特徴です。

主な生息場所は、排水溝、公園遊具の裏、自動販売機やクーラー室外機の隙間、自動車周り、屋外のサンダルなどです。
素手で触ったり、巣に触れたりしないように注意し、屋外作業時は長袖・長ズボン・手袋を着用しましょう。

万が一かまれた場合は、患部を水と石けんで洗い流し、速やかに医療機関を受診してください。
駆除は市販の殺虫剤で可能ですが、卵は踏みつぶす必要があります。
ジョロウグモやタカラダニなど、間違えやすい生き物も存在しますのでご注意ください。
不審なクモを見かけたら、市役所まで連絡しましょう。