【朗報】佐倉市が「豊清工業株式会社」を「さくらユニバーサルカンパニー」に認定！障害者雇用を促進する革新的な取り組みとは？

令和7年度の「さくらユニバーサルカンパニー」に、豊清工業株式会社が選ばれました。
この表彰制度は、障害者の働きやすい環境整備など、模範となる市内事業所を称えるものです。

豊清工業株式会社は、セメント・コンクリート関連事業を展開しており、全従業員110名のうち2名が障害者雇用として活躍しています。（申請時点、佐倉営業所）

同社の障害者雇用における取り組みのポイントは以下の通りです。

* **コミュニケーションの取りやすさ:** 会社全体で社員間のコミュニケーションを重視しており、誰もが働きやすい環境を整備。個性を活かし、互いに助け合う「ワンチーム」の理念を掲げています。
* **応援文化の構築（ペップトーク）:** 外部研修も取り入れ、社員同士が励まし合う「ペップトーク」を推進。これにより、心理的安全性が高まり、前向きな職場環境が生まれています。障害の有無にかかわらず、良質なコミュニケーションが取れる職場です。
* **働く上での合理的な配慮:** 言葉の壁を越えるための工夫（道具や場所の分かりやすさ）、作業の連絡体制、身体的配慮（重い荷物の手伝いなど）を実施。上席社員が常に配慮し、困っている社員がいれば積極的に声をかける体制が自然に構築されています。

障害のある社員は、セメ・コン事業部 試験課でセメント・コンクリート試験業務に携わっています。
豊清工業株式会社は、「障害者だから雇用できないということはありません。分かち合いが大切です。お2人とも戦力として会社に貢献してもらっています。」と、今後の障害者雇用への意欲を示しています。

佐倉市では、この表彰制度の他に、障害者雇用を行う事業所への奨励金制度（佐倉市障害者雇用促進奨励金）も実施しています。