未来へつなぐ福岡市の公共施設！賢い資産活用で安全・安心・持続可能なサービスを実現

福岡市では、高度成長期に整備された公共施設が老朽化し、今後、建替えや大規模改修が必要な施設が増加します。

そこで、財政負担の軽減と市民の安全・安心な施設利用のため、「アセットマネジメント」を推進しています。これは、施設を長寿命化し、計画的な維持管理や改修を行うことで、コストを縮減する資産管理手法です。

具体的には、「基本方針」と「推進プラン」に基づき、全庁的に施設の長寿命化や既存施設の有効活用に取り組んでいます。

これまでの取り組みで、施設の長寿命化や建替え時期の調整により、更新経費の上昇を抑えることに成功しています。また、民間活力の活用や、類似施設の統合、用途の複合化なども進めています。

今後も、社会経済情勢の変化や市民ニーズの多様化に対応しながら、基金の活用なども含め、中長期的な視点で計画的に施設整備を進めていきます。

具体的には、施設の長寿命化と投資の平準化、運営・保守管理の効率化、既存施設の有効活用、資産の「管理」から「経営」への転換、市民ニーズや新たな社会的要請への対応、市民との共働と説明責任の遂行、といった6つの取り組みを着実に推進していきます。