徳島県  公開日: 2025年08月12日

7月大阪市中央卸売市場レポート:徳島県産野菜・果実・水産物の市場動向と今後の見通し

7月大阪市中央卸売市場における徳島県産農水産物の市場動向をまとめたレポートです。

野菜では、猛暑の影響でレンコン、サツマイモの出荷量は減少、単価は変動しました。青ネギは高温で品質が悪化し、入荷量が減少し高値となりましたが、下旬は回復傾向です。ニンジンは主産地での高温・干ばつにより出荷量が減少し高値を維持。エダマメ、オクラは高温で品質低下がみられましたが、入荷量は比較的安定していました。キュウリは夏秋産地への切り替えで入荷量は順調でしたが、品質に影響が出ました。ナスは高温で減産傾向に。シイタケは入荷量は増加傾向でしたが、単価は変動しました。

果実では、スダチは月全体で強もちあい、ユズは需要の落ち着きから弱もちあいと予想されています。

水産物は、夏の魚種増加で入荷量にばらつきはあったものの、全体量は増え、相場はもちあいでした。ハモは最盛期を迎えましたが、入荷量は前年並み。アワビは輸入物はもちあい、国産は高値。チリメンは春漁終了で入荷量が少なく高値傾向です。

畜産では、肉牛は月替わり在庫確保で引き合いが強く、相場は強もちあい。肉豚は入荷量にばらつきがありました。和牛は同等級でも価格差が大きく、F1は低価格の商品が中心です。

トピックスとして、7月7日には大阪天満宮で徳島県産鱧の奉納、29日には県産露地梨の初せりセレモニーが行われました。

8月については、野菜、果実、水産物ともに高温の影響や天候、需要、供給量の変化により価格変動が予想されます。畜産は連休需要による回復が見込まれますが、低価格志向が続く見込みです。
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レポート、拝見しました!7月の大阪市場、野菜は猛暑の影響が大きかったんですね。特にレンコンやサツマイモの減産は、食卓にも影響が出たのかなぁと気になります。一方、夏野菜の入荷量は比較的安定していたのは、安心しました。それから、鱧の奉納や梨の初せりセレモニー、素敵なイベントもあったんですね!旬の食材を味わう機会が増えるのは嬉しいですね♪ 8月も天候が気になりますけど、美味しいものがたくさん届くことを期待しています!

興味深く読みましたね。確かに7月は天候に左右された市場状況だったようですね。特に高温の影響を受けた野菜の価格変動は、生産者の方々も大変だったと思います。しかし、安定供給を維持しようと努力されている姿は、私たち消費者の安心にも繋がっていますね。鱧の奉納や梨の初せりセレモニーは、生産者の方々の努力と、食文化の豊かさを象徴する素敵なイベントでしたね。8月も天候に左右される部分が多いでしょうが、消費者の皆様が安心して美味しいものを楽しんでいただけるよう、関係者一同努力していきたいと思います。

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