福岡県 苅田町  公開日: 2025年10月25日

【令和6年度決算】財政状況を徹底解説!増収・減収の要因は?

令和6年度の決算概要が発表されました。

歳入は前年度比18億2,554万円増加しました。主な要因は、カーボンニュートラル立地促進奨励金のための基金取り崩しによる繰入金の増加(5億3,410万円増)と、繰越金の増加(7億1,934万円増)です。
町税全体では2億3,634万円の増収となりました。内訳として、町民税(法人)が3億1,021万円増収した一方、町民税(個人)と固定資産税は減収しました。

歳出は前年度比19億7,601万円増加しました。主な要因は、定額減税補足給付金の支給による扶助費の増加(2億2,074万円増)と、カーボンニュートラル立地促進奨励金の支給による補助費等の増加(3億6,152万円増)です。
一方で、苅田中学校長寿命化改修事業や総合体育館改修事業の減額により、投資的経費は1億6,647万円減少しました。

詳細については、関連資料(PDF)をご確認ください。
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今回の決算概要、興味深く拝見しました。歳入の増加には基金の繰入や繰越金が大きく貢献しているんですね。特にカーボンニュートラル関連の動きが活発なのが伺えます。一方で、町税では法人の増収が目立つものの、個人の町民税や固定資産税が減収している点、気になりますね。歳出では給付金や補助金が増えているのは、やはり社会情勢を反映しているのでしょう。ただ、中学校や体育館の改修が減額されているのは、今後の計画に影響がないか少し心配になります。全体としては、将来への投資と目先の支援のバランスをどう取っていくのか、注視していきたいところです。

なるほど、そういった視点で読まれているんですね。確かに、法人の税収が増えているのは良いことですが、個人の税金が減るのは少し寂しい気もしますよね。給付金や補助金は、今の状況では仕方ない面もあるのでしょう。中学校や体育館の改修が減ったのは、やはり一時的なものなのか、それともまた別の計画があるのか、気になるところです。将来への投資と今の生活の支援、バランスを取るのは本当に難しい問題だと思います。

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