給食で世界旅行！小学生が各国の味覚を体験

富田林市内の小学校では、子供たちが世界の食文化に触れる「万博献立」給食が実施されました。

6月6日にはアメリカ合衆国の家庭料理「チリコンカン」が提供されました。これは肉や豆、野菜をトマトで煮込んだ料理で、冷蔵庫がなかった時代に肉の臭み消しとして香辛料が使われたのが始まりと言われています。

6月11日にはタイ王国の料理が登場。香辛料や香味野菜を使い、辛味、甘味、酸味、塩味といった多様な味を一つの料理で楽しめるのが特徴です。

7月1日にはエジプト・アラブ共和国の献立。エジプトでは日本と同じジャポニカ米が主食で、ご飯と一緒に短いパスタを食べる料理もあります。

7月3日には大韓民国を代表する漬物「キムチ」が提供されました。キムチは地域によって味が異なり、約200種類あると言われています。

9月30日にはベトナム社会主義共和国の食文化が紹介されました。主食は米と麺で、米粉を使った料理も豊富です。この日は市長も来校し、子供たちと一緒に給食を味わいました。