福島県 郡山市  公開日: 2025年10月21日

命を余すことなく、山の恵みを食卓へ!ジビエの可能性を追求する料理人・平山真吾さんの挑戦

料理人としての長年の夢だった、自ら食材を集め調理・提供することを実現させた平山真吾さん。自然と共存するため、そして増えすぎた野生動物による被害を防ぐため、狩猟免許を取得しました。

福島県では原発事故の影響で、狩猟した野生鳥獣の多くが処分されています。平山さんは「命をいただく者の責任」として、その恵みを最大限に有効活用したいと考え、今年10月には県内初のジビエ加工場を開設。全頭検査を行い、安全で新鮮な地元産ジビエの提供を目指しています。

ジビエに苦手意識を持つ人も多いですが、適切な管理をすれば「こんなに食べやすいんだ!」と驚くほど美味しくなることを、多くの人に知ってほしいと語ります。

また、高齢化が進む猟師の育成や、自然の食材のおいしさを伝えることで収入が得られる仕組み作りも重要だと指摘。自然からの「お裾分け」である大切な命を、お客さんに美味しく届けることで、少しでも多くの人に自然に目を向けてもらうことが自身の使命だと、平山さんは熱く語っています。
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平山さんの熱意、本当に素晴らしいですね。命をいただくことへの深い感謝と、それを無駄なく活かそうとする姿勢に感銘を受けました。ジビエって、ちょっとハードルが高いイメージがあったけれど、安全で美味しいものとして提供されていると知って、ぜひ一度味わってみたいです。自然と共存しながら、地域に貢献されているなんて、まさに理想の生き方だと感じます。

そうなんですよね、ジビエって聞くと、ちょっと構えてしまう人もいるかもしれません。でも、平山さんのように丁寧に、そして安全にこだわって処理されたものなら、きっとイメージが変わるんでしょうね。食材としての可能性を最大限に引き出そうとする姿勢、僕も見習いたいと思いました。自然の恵みを大切にするって、こういうことなんだなって、改めて感じさせられます。

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