宮崎県経済、緩やかに持ち直し！消費は好調、雇用も改善も実質賃金は減少

令和5年1月～3月期の宮崎県経済は、生産活動に弱さが見られたものの、全体としては緩やかな持ち直し傾向を示しました。

消費面では、百貨店・スーパーの販売額が6期連続で前年同期比プラスとなるなど、改善が見られました。乗用車の新車登録台数や宮崎空港の乗降客数も大幅に増加しました。

雇用・労働面では、有効求人倍率が持ち直し、完全失業率も低下しました。しかし、実質賃金指数は物価変動を考慮すると減少しています。

投資面では、新設住宅着工戸数、公共工事請負金額ともに減少しました。

企業景況感では、「悪化している」との回答が「好転している」を上回る結果となりました。

これらの動きから、消費や雇用には明るい兆しが見られる一方、生産や賃金、投資には依然として課題があることが示唆されます。