香川県 三豊市  公開日: 2025年10月21日

300年の伝統!宇賀神社で「どぶろく」奉納、まろやかな味わいに氏子も笑顔

10月19日、豊中町笠田地区の宇賀神社で秋大祭が開催され、伝統の「どぶろく」が御神酒として奉納されました。

このどぶろくは、発酵させただけの粕をこさない日本酒で、全国でも珍しく、四国では宇賀神社のみが醸造しています。300年以上前から地元の氏子によって、春と秋の年2回、地元産の酒米「オオセト」を使い、境内の「御神酒殿」で約300リットルが醸造されています。

杜氏の赤瀬さんは、「今年は温度管理が難しかったが、まろやかにきれいに仕上がった。代々受け継がれてきた文化を次世代に引き継ぎたい」と語りました。

秋大祭では参拝者にもどぶろくが振る舞われ、地区内外から多くの人が訪れ、賑わいました。
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宇賀神社のどぶろく、300年以上も続く伝統なんですね!地元産の酒米「オオセト」を使っているというこだわりも素敵ですし、杜氏さんの「代々受け継がれてきた文化を次世代に引き継ぎたい」という言葉に、地域に根付いた大切な文化なんだなと感動しました。参拝者にも振る舞われるなんて、温かいお祭りなんでしょうね。

そうなんですよ。地元の人間としては、毎年この時期になると「ああ、もう秋なんだな」って感じる風物詩みたいなものです。どぶろくも、普段はなかなか口にできないものですから、お祭りの楽しみの一つですね。杜氏さんの言葉、本当にその通りで、この文化がこれからも続いていくといいなと思います。

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