愛犬・愛猫を守る！SFTSウイルス感染症から家族を守るための対策ガイド

近年、マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群（SFTS）の感染者が増加しています。西日本だけでなく東日本でも感染が拡大しており、人だけでなくペットも感染リスクがあります。SFTSウイルスは主にマダニに刺されることで感染しますが、感染したペットに咬まれたり、血液や分泌物に触れることでも感染する可能性があります。

ペットがSFTSに感染すると、発熱、食欲不振、白血球減少、血小板減少などの症状が現れ、重症化することもあります。 しかし、多くの場合、ペットは症状を示さずにウイルスを保有している可能性があります。

大切なペットと家族を守るためには、以下の対策が重要です。

* **ダニ対策:** ペットには定期的にダニ駆除薬を投与しましょう。散歩は草むらや藪などマダニの多い場所を避け、猫は室内飼いしましょう。
* **接触時の注意:** 体調不良のペットに触る際は手袋を着用し、素手で触らないようにしましょう。野生動物との接触も避けましょう。
* **衛生管理:** 動物に触れた後は必ず手を洗いましょう。ペットとの過剰なスキンシップ（口移しでの食事など）も控えましょう。


SFTSは重症化すると命に関わる危険な病気です。 早期発見と予防が大切です。 愛するペットを守るため、そしてご自身の健康を守るためにも、上記の対策を徹底しましょう。 厚生労働省や国立感染症研究所のウェブサイトで、より詳しい情報を確認することをお勧めします。