北海道 小樽市  公開日: 2020年10月17日

【りんご病】子どもの頬が赤くなるだけじゃない!大人や妊婦さんは要注意!

伝染性紅斑(りんご病)は、子どもの頬に蝶のような赤い発しんが出る感染症です。大人も感染し、特に妊婦さんが初感染すると流産や胎児異常のリスクがあるため注意が必要です。

原因はヒトパルボウイルスB19で、潜伏期間は4~21日。感染経路は飛沫感染、接触感染です。感染しやすいのは、発しんが出る1週間ほど前の微熱やかぜ症状がある時期です。発しんが出た頃には感染力はほとんどなくなります。

予防には、手洗い、うがい、咳エチケット、次亜塩素酸ナトリウムでの消毒が有効です。アルコール消毒は効果が薄いので注意しましょう。

症状は、軽い風邪症状の後に両頬に境界鮮明な赤い発しんが現れ、その後、体や手足に網目状の発しんが広がります。通常は1週間ほどで消え、予後は良好ですが、関節炎などを合併することもあります。成人では関節痛なども見られますが、自然に回復します。

治療法はなく、症状に応じた対症療法が行われます。発しんが出た場合はマスクを着用し、医療機関を受診して自宅で安静にしましょう。
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りんご病って、子どもの病気だと思ってたけど、大人も感染するんですね。特に妊婦さんはリスクがあるなんて、知らなかったです。発疹が出る前に感染力が強いっていうのも、意外でした。予防には手洗いうがいが基本だけど、アルコール消毒は効きにくいんですね。色々勉強になりました。

そうなんですよ、りんご病。私も子供の頃にかかった記憶がありますが、大人になってから、特に女性の場合、妊娠されていると気をつけることがあるというのは、最近知りました。発疹が出てからの感染力が弱いというのは、少し安心できる点ですね。予防策も、手洗いやうがい、そして次亜塩素酸ナトリウムでの消毒が効果的という情報、参考になります。アルコール消毒が効きにくいというのは、盲点でした。

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