東京都  公開日: 2025年08月08日

東京都デジタルアカデミーで個人情報561件流出!再発防止策は?

東京都デジタルサービス局と(一財)GovTech東京が共同運営する「東京デジタルアカデミー若手エンジニアコース」で、個人情報流出事故が発生しました。委託事業者であるデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社が、受講者561名分の氏名とメールアドレスを7月7日から8月6日にかけて、受講状況管理ツールの閲覧権限設定ミスにより閲覧可能にしていたことが判明しました。

事業者は受講者登録時に閲覧権限を誤って「一般ユーザー」に設定し、「ゲスト」に設定すべきでした。8月5日に受講者から指摘があり、8月6日に事業者から東京都に報告、同日中に権限変更で問題は解消されました。

東京都は、流出した561名全員に連絡し、謝罪しました。現時点では二次被害の報告はありません。

再発防止策として、個人情報取扱いの再点検、業務におけるダブルチェックの徹底、関係職員への教育指導などを実施します。東京都とGovTech東京は、委託業務における個人情報の適切な管理について改めて注意喚起を行いました。


問い合わせ窓口はデジタルサービス局総務部デジタル人材戦略課(電話:03-5388-2038、メール:S1100104@section.metro.tokyo.jp)と(一財)GovTech東京人材育成グループ(メール:digi-acad.tokyo_engineer.course_mb@govtechtokyo.or.jp)です。 メールアドレスは迷惑メール対策のため変更されていますのでご注意ください。
ユーザー

わぁ、ちょっとびっくりしました!受講生の方々、本当にご心配でしたね…。デジタル化って便利だけど、こういうリスクも潜んでいるんだなって改めて感じました。 でも、東京都とGovTech東京さんが迅速に対応して、二次被害がなかったのは何よりです。再発防止策もしっかり講じられるとのことなので、安心しました。 今後のデジタル人材育成にも、しっかり役立つといいですね!

そうですね。今回の件は、デジタル化の進展に伴うリスクを改めて認識させる出来事でした。ご心配された受講生の方々には、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。迅速な対応と再発防止策の徹底は、もちろんのこと、今回の経験を活かし、より安全で信頼できるシステム構築に努めていきたいと思っています。 若い世代の皆さんにも、こうした課題を理解していただき、共に安全なデジタル社会を築いていければ幸いです。

ユーザー