東京・母島で再生可能エネルギー100％電力供給の実証実験開始！ゼロエミッションアイランド実現へ一歩

東京都は、小笠原村母島において、再生可能エネルギー100％による電力供給の実証事業を2026年8月から開始すると発表しました。これは、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「ゼロエミッションアイランド」構想の一環です。

都、小笠原村、東京電力パワーグリッド株式会社の3者協定に基づき実施される本事業では、世界自然遺産区域外に太陽光発電所2カ所（合計1492キロワット）と蓄電池、新型パワーコンディショナーを設置。年間の約半年間は、太陽光発電のみで島の電力供給を目指します。

実証期間は3年間（2026年8月～2029年8月）で、事業の詳細は東京都産業労働局ホームページで確認できます。本事業は、「2050東京戦略」における「再生可能エネルギーの基幹エネルギー化」戦略を推進する重要な取り組みです。 母島の豊かな自然環境を保全しつつ、再生可能エネルギーによる持続可能な社会の実現に向けた大きな一歩となることが期待されます。 詳細については、産業労働局産業・エネルギー政策部事業者エネルギー推進課（03-5320-4684）までお問い合わせください。