【重要】汲み取り便槽・浄化槽廃止の「最終清掃」を怠ると罰金刑！正しい手順を解説

建物のリフォーム、解体、または公共下水道接続に伴い、汲み取り便槽や浄化槽を廃止する際は、最終清掃が義務付けられています。

最終清掃とは、し尿や汚泥の引き抜き後に、槽内の洗浄・消毒を行うことです。単に引き抜くだけでは完了とはなりません。

し尿や汚泥は「一般廃棄物」に該当するため、最終清掃せずに埋めると「不法投棄」となり、廃棄物処理法違反で処罰の対象となります。個人は5年以下の拘禁刑または1000万円以下の罰金、法人は3億円以下の罰金が科せられる可能性があります。

最終清掃は、必ず市の許可を受けた専門業者に依頼してください。

建物の解体・リフォーム事業者は、工事依頼者に対し、最終清掃完了の有無を必ず確認し、不明な点は飛騨市役所環境課（0577-73-7482）までお問い合わせください。