宮崎県で野生イノシシから豚熱ウイルス検出！8例目発生、養豚農場への影響は？

宮崎県高原町で捕獲された野生イノシシ1頭から、豚熱ウイルス（CSF）の陽性が確認されました。これは県内8例目の野生イノシシにおける豚熱感染事例です。7月30日に捕獲され、宮崎大学での検査で8月7日に陽性が判明しました。

県内養豚農場では全頭ワクチン接種済みのため、現時点では豚の移動・搬出制限は行われていません。また、過去に豚肉を介したヒトへの感染例は報告されていません。

今回の事例は、24件の検査で1件の陽性という結果でした。県は国と連携し、農場での発生防止対策を継続し、野生イノシシの豚熱感染事例の確認毎にプレスリリースを行うとしています。

関係者や消費者の間で、根拠のない噂による混乱を防ぐためにも、正確な情報に基づいた冷静な対応が求められます。昭和55年以降、県内の養豚農場では豚熱の発生は確認されていません。


報道発表資料等への問い合わせは、宮崎県農政水産部畜産局畜産振興課までお願いいたします。