街路樹を守る！アメリカシロヒトリの生態と効果的な駆除方法

青森市で問題となっているアメリカシロヒトリの防除についてご紹介します。アメリカシロヒトリは、街路樹や公園樹などに寄生し、葉を食い荒らす害虫です。オビカレハやシャチホコガと間違われやすいですが、越冬方法や発生時期が異なります。アメリカシロヒトリはさなぎで越冬し、5月中旬～下旬に成虫となり、6月中旬～7月下旬、8月中旬～9月下旬に幼虫が発生します。サクラ、ナナカマドなど様々な樹木に被害を与えます。

防除は、早期発見が重要です。幼虫が小さいうちは、枝ごと切り取って駆除できます。葉が茶色く枯れて網状になっているのが目印です。幼虫が大きくなると薬剤散布が必要になる場合もありますが、青森市では家庭での駆除は行っていないため、各自で対応するか、関連情報サイトをご確認ください。公園や街路樹でアメリカシロヒトリを発見した場合は、青森市都市整備部公園河川課にご連絡ください。市では、防除時期に公園樹や街路樹への薬剤散布を実施しています。 効果的な防除のため、発生時期の観察と早期対応が大切です。