里親制度の現状と未来 ～江戸川区「えどさとパネル展」開催中～

江戸川区では、10月・11月の「里親月間」に合わせて、里親制度の理解促進と里親家庭の拡充を目指した「えどさとパネル展」を篠崎文化プラザで開催しています。

社会的養護が必要な子どもが区内に約300人いるのに対し、里親家庭で暮らすのは2割未満です。区は2029年度までに里親登録家庭を現在の約60家庭から120家庭程度へ増やすことを目標としています。

パネル展では、里親制度の仕組み、社会的養護が必要な子どもの現状、里親の種類、そして「えどさと」チーム（区児童相談所、フォスタリング機関、区の里親）による支援体制などを紹介しています。

児童相談所は、里親の数がまだ十分でない現状を述べ、パネル展を通じて一人でも多くの人が里親制度に関心を持つことを願っています。