【衝撃の発見！】日本最古の文字？ 弥生時代の「柳町遺跡」に迫る！

熊本県玉名市にある柳町遺跡は、弥生時代終末期から古墳時代前期にかけての低湿地遺跡です。
平成9年の報道で全国的に知られるきっかけとなったのは、井戸跡から出土した木製短甲の一部に見つかった5文字の「日本最古の文字」の可能性です。
奈良文化財研究所などの分析により、草木汁のような黒色色材で書かれていることが判明しましたが、5文字のうち「田」以外は判読不明です。

また、遺跡周辺からは、弥生時代早期（稲作開始期）の土器や、流路からは弥生時代前期の堰、杭列、網代などが検出されています。
集落の周囲の自然流路からは、鍬や鋤などの木製農具も多数出土しています。
これらの発見から、柳町遺跡は菊池川流域の日本遺産（二千年にわたる米作り）の構成文化財の一つとして位置づけられています。
詳細は添付のリーフレットをご覧ください。