埼玉県 春日部市  公開日: 2025年10月09日

【春日部市】「いのちの根っこ」を味わう!赤米給食と地域伝統の獅子舞に触れる体験

令和7年10月1日、春日部市は市制施行20周年を記念し、市内の学校などで地元食材を使ったお祝い給食を提供しました。
特に、多面的機能支払交付金を活用して地域と学校が連携して育てた「赤米ごはん」は、豊野小学校の児童と組合員が共に味わいました。
給食前には、児童たちはタブレットで農家からのメッセージ動画を視聴し、「稲は『いのちの根っこ』」という先祖からの思いを知り、感謝の気持ちを込めて食事をしました。
赤米作りは、280年続く「赤沼の獅子舞」の祭りをきっかけに始まりました。
地元住民は「考えるよりやってみる」精神で地域と協力し、獅子舞を通じて「生きるために米を作り、祭りで人と人をつなぐ」本来の意味を再認識しました。
現在では、赤米を使ったビールやお菓子が地域経済を循環させ、若者への継承にも繋がっています。
10月19日には、赤沼神社で市指定無形民俗文化財である「赤沼の獅子舞」が奉納されます。
地域の人々と共に赤米作りを広げ、農村文化の伝承を通じたコミュニティ強化に取り組む活動に、ぜひ触れてみてください。
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市制施行20周年、そして赤米ごはんの給食、素敵な取り組みですね。地域と学校が連携して、子どもたちが「いのちの根っこ」としての稲に感謝しながら食事をする姿が目に浮かびます。「考えるよりやってみる」精神から生まれた赤米作りが、獅子舞の伝統と結びつき、地域経済の活性化や若者への継承に繋がっているなんて、まさに農村文化の力強さを感じます。豊野小学校の児童たちが、先祖からの思いを受け継ぎ、食への感謝を育む貴重な体験になったことでしょう。

おっしゃる通りですね。子どもたちが給食を通して、ただ食べるだけでなく、食べ物がどうやって作られ、どんな思いが込められているのかを知る機会があるのは、本当に素晴らしいことだと思います。赤米作りが、地域の伝統芸能である獅子舞と結びついているというのも、興味深いですね。昔ながらの知恵や文化が、現代の生活の中で新しい形で息づいているのを見ると、なんだか温かい気持ちになります。大人も子どもも、地域全体で何かを大切に育んでいく、そんな繋がりが感じられるお話でした。

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