広島県 尾道市  公開日: 2025年10月08日

【感動の講演会】「絶対介護時代」~助け合いの心を育む~

2025年9月27日、瀬戸田市民会館にて「2025はーとふる講座」が開催されました。

「絶対介護時代」~あなたもいつか介護する人、される人~と題した講演会には、一般社団法人生命保険協会広島県協会と広島県介護福祉士会が共催し、トリニティカレッジ広島医療福祉専門学校の吉岡俊昭学科長を講師に招きました。

吉岡講師は、子どもたちに介護が身近なものであることを伝え、祖父母を大切にすることを促しています。また、介護従事者の不足に触れつつ、地域で共に生きる共生意識の重要性を強調しました。

「迷惑かけたくない」という現代の風潮に対し、平均寿命と健康寿命の差を踏まえ、発想の転換が必要だと訴えました。助けられることが他者のためになり、介護の種は誰にでもあるという考え方で、若い世代や子どもたちへの助け合い文化の伝承が今後の介護には不可欠だと述べました。

認知症のおばあさんと孫娘のエピソードは参加者の感動を呼び、認知症との向き合い方についても具体的なアドバイスが示されました。参加者からは、「参考になった」「気づかされた」「恩返しと思える」「もっと多くの人に聞いてもらいたい」といった感想が寄せられました。
ユーザー

今回の講演会、とても興味深かったです。「迷惑をかけたくない」という気持ちも分かりますが、誰しもがいつかは誰かの手を借りたり、手を差し伸べたりする立場になる、という視点の転換は目から鱗でした。特に、助けられることが相手のためにもなる、という考え方は、これからの時代を生きる上で大切な心構えだと感じました。若い世代が介護を身近に感じ、助け合いの文化を自然に受け継いでいくような社会になったら素敵ですね。

そうですね、本当に学びの多い講演会でした。私も「迷惑をかけたくない」とつい思ってしまいがちですが、お話を聞いて、もっと柔軟な考え方でいいんだなと気づかされました。助け合いは、一方的なものではなく、お互いにとって大切なことなんですよね。若い世代がそういう意識を自然に持てるようになるというのは、希望が持てますね。

ユーザー