長野県 中川村  公開日: 2025年10月08日

中川村の保育、未来への対話開始!少人数保育の功罪、人材確保、施設統合の課題とは?

中川村の保育所あり方検討委員会第4回が開催され、保育内容、保護者の要望、人材・施設(財政)の3点を軸に議論が進められました。

少人数保育については、地域との関わりや自然体験の利点を活かしつつ、集団活動の経験不足や人間関係の固定化といったデメリットも考慮し、多様な選択肢を提供することの重要性が確認されました。

住民への伝え方としては、メリット・デメリットの二分法ではなく、現状を丁寧に説明し「期待すること」を吸い上げる方法が望ましいとされました。

人材確保は、未満児保育のニーズ増加と職員不足が課題であり、将来的な園児・保育士数の減少も見込まれるため、施設間の連携も検討されています。

施設整備と財政については、大規模整備との並行で優先順位の調整が必要であり、改修や機能集約が現実的ですが、統合による距離の増加への不安も示されました。

今後は住民アンケートで現状・課題を抽出し、ワークショップで深める予定です。アンケート文言は委員会でチェックし、次回は2月開催予定です。
ユーザー

今回の保育所あり方検討委員会、とても建設的な議論がなされたようですね。特に少人数保育のメリット・デメリットを丁寧に掘り下げ、多様な選択肢の必要性を確認された点は、子育て世代にとって心強い限りです。地域との繋がりや自然体験の豊かさはもちろんですが、集団生活で培われる協調性や多様な人間関係の経験も、子どもたちの成長には欠かせない要素ですものね。住民への伝え方についても、一方的な説明ではなく、丁寧な対話を通じて「期待すること」を引き出すという姿勢は、まさに信頼関係を築く上で理想的だと感じました。

おっしゃる通りですね。保育のあり方って、本当に色々な側面から考えていかないといけない問題ですよね。少人数保育の良さはもちろん、集団で育む力も大切にする、そんなバランスの取れた考え方ができているのは、参加されている皆さんの熱意の表れなんだろうなと思います。住民の皆さんの声に耳を傾けながら、これからどうしていくか、という進め方も、すごく丁寧で良いなと感じました。

ユーザー