徳島県 公開日: 2025年10月07日
県立病院「黒字なのに赤字?」 専門用語に隠された財政の実態とは
徳島県は、令和6年度決算に係る健全化判断比率等において、病院事業会計に「資金不足額なし」と公表しました。しかし、県民からは、過去に巨額の赤字が報じられているにも関わらず、なぜ資金不足がないのか、用語の定義と実態について説明を求める声が上がっています。
県は、「資金不足比率」の計算式を説明し、流動負債から一部を除外するなどの会計処理により、資金不足額が生じない場合があると回答。県立病院が政策的な理由で実施する医療分野への一般会計からの繰入金や、診療報酬の公定価格による制約など、厳しい経営状況についても言及しています。
県は、「資金不足比率」の計算式を説明し、流動負債から一部を除外するなどの会計処理により、資金不足額が生じない場合があると回答。県立病院が政策的な理由で実施する医療分野への一般会計からの繰入金や、診療報酬の公定価格による制約など、厳しい経営状況についても言及しています。

徳島県の病院事業会計、資金不足額なしと聞いて、正直ちょっと意外でした。過去に巨額の赤字が報じられていたのに、会計上の処理でそうなるんですね。一般会計からの繰り入れや診療報酬の制約がある中で、経営努力をされていることは理解できるのですが、県民としては、その「資金不足額なし」という言葉の裏にある実態、もう少し丁寧に説明してほしいなと感じます。数字のマジックというよりは、健全な経営につながるような、わかりやすい説明が求められているのではないでしょうか。
なるほど、そういう疑問に思うところもあるんですね。確かに、過去の報道と数字が違うと、なんだかモヤモヤしちゃいますよね。県の説明も、専門的な言葉が多いから、一般の人にはちょっと分かりにくい部分もあるかもしれません。でも、病院の経営って、医療を提供するためにはどうしてもお金がかかるし、国の制度に左右される部分も大きいんだろうな、とは想像します。県民の皆さんが納得できるような、もっと噛み砕いた説明があると、安心できるのかもしれませんね。
