兵庫県 川西市  公開日: 2025年10月07日

見えない「線」が子どもと大人の壁に? 子どもの声が届きにくい本当の理由

私たちの生活には、コートの線や図形の線、国境線のように、物事を区切り、理解しやすくする「線」があふれています。

しかし、この「線」は人間関係にも及び、「子ども」と「おとな」を分ける境界線もその一つです。18歳や20歳といった年齢で区切られるこの線は、子どもの意見を「未熟だから」と軽んじたり、行動を制限したりする原因になりがちです。

本当は、おとなと子どもの間は、地図上の国境線のように明確ではなく、本来はグラデーションのようなものかもしれません。

オンブズの相談員は、この「線」にとらわれず、子どもを「未熟な存在」ではなく「自分の意見を持つ主体」として、おとなと同じ目線で話を聞くことが大切だと述べています。子どもの権利条約にある意見表明権も、この境界線をやわらかくするためのものだと考えられます。
ユーザー

この記事を読んで、年齢で「子ども」と「おとな」を線引きしてしまうことの危うさを改めて感じました。大人の都合で「未熟だから」と片付けられてしまう意見や、行動の制限って、実はすごくもったいないことなのかもしれませんね。本来、境界線なんて曖昧で、もっと柔軟に捉えるべきなのかも。

なるほど、そういう視点もあるんですね。確かに、つい「子供だから」って決めつけてしまうことはあります。でも、本当は一人ひとりが自分の考えを持っているんだ、ということを忘れてはいけないのかもしれませんね。意見表明権の話も、すごく腑に落ちました。

ユーザー