やめたいのに、やめられない…依存症は「脳の変化」が原因！回復への道筋と相談窓口

依存症とは、特定の物質の摂取や行動を「やめたくても、やめられない」状態を指します。アルコール、薬物、ギャンブルだけでなく、ゲームや買い物、たばこなども対象となり得ます。年齢や性別に関わらず、誰でもなる可能性があります。

依存症は、意志の弱さではなく、脳の変化によって起こる病気であり、適切な治療と支援により回復が可能です。

治療法の一つとして、同じ問題を抱える当事者や家族が集まる「自助グループ」への参加が効果的です。仲間と体験談や想いを分かち合うことで、気づきや希望を得ることができます。

趣味と依存症の大きな違いは、本人や家族が苦痛を感じたり、生活に支障をきたすかどうかです。生活に支障が出るほどやめたり減らしたりできない場合は、依存が始まっている可能性があります。

依存症は命に関わる重大な病気です。もし「自分は依存症かもしれない」と感じたら、まずは専門相談窓口や保健センターに相談することが、回復への一番の近道です。

（宮城県の相談窓口例：宮城県精神保健福祉センター 0229-23-0021、塩釜保健所岩沼支所 0223-22-2189）