神奈川県 茅ヶ崎市 公開日: 2025年10月03日
【ベトナム戦争の記憶と釣りの世界へ】開高健、魂の軌跡を辿る特別展
茅ヶ崎市開高健記念館では、作家・開高健の企画展「開高健 ベトナムとの「訣別」 自選短篇集『歩く影たち』展」(後期)を開催します。
ベトナム戦争に従軍し、その経験が作家人生に多大な影響を与えた開高健。戦争のトラウマから解放されるかのように、彼は世界を股にかけた釣りに没頭しました。
本企画展では、1979年に出版された、ベトナムとの「訣別」を鮮明にする自選短篇集『歩く影たち』に焦点を当て、開高健がベトナムに抱いていた思いを、貴重な資料を通じて紹介します。
開催期間は令和7年10月25日(土)から令和8年3月29日(日)まで。観覧料は200円(隣接する茅ヶ崎ゆかりの人物館との共通券は300円)。18歳未満および高校生以下は無料です。
ベトナム戦争に従軍し、その経験が作家人生に多大な影響を与えた開高健。戦争のトラウマから解放されるかのように、彼は世界を股にかけた釣りに没頭しました。
本企画展では、1979年に出版された、ベトナムとの「訣別」を鮮明にする自選短篇集『歩く影たち』に焦点を当て、開高健がベトナムに抱いていた思いを、貴重な資料を通じて紹介します。
開催期間は令和7年10月25日(土)から令和8年3月29日(日)まで。観覧料は200円(隣接する茅ヶ崎ゆかりの人物館との共通券は300円)。18歳未満および高校生以下は無料です。

開高健さんのベトナムでの経験と、そこからの「訣別」が、釣りに没頭するきっかけになったんですね。単なる冒険譚ではなく、戦争の傷と向き合い、乗り越えようとした人間の内面が描かれているのかと思うと、とても興味深いです。短篇集『歩く影たち』、どんな物語が詰まっているのか、ぜひ手に取ってみたいです。
おっしゃる通り、開高さんの人生の転換点に触れられる企画展なんですよね。戦争の重みと、そこから見出した新たな生き方、その両方を垣間見ることができるのは、きっと貴重な体験になると思います。僕も『歩く影たち』、どんな風に書かれているのか気になっています。
