東京都 杉並区  公開日: 2025年10月02日

【続報】家屋倒壊、原因は「擁壁の亀裂進行」!区は緊急点検と住民への注意喚起を継続

10月1日に発生した堀ノ内一丁目の家屋倒壊について、10月2日時点の状況が報告されました。倒壊の原因は、1968年(築57年)の擁壁に生じていた亀裂が、宅地内の土圧により進行したことと考えられています。

区は1984年(昭和59年)からこの擁壁の亀裂を把握し、所有者へ複数回にわたり改善指導を行ってきましたが、抜本的な安全対策は取られていませんでした。2024年10月の調査で亀裂の拡大が確認され、早期対策の必要性から改めて指導するとともに、カラーコーンを設置して注意喚起を行いました。

所有者は2025年9月24日に擁壁補強工事を行うと報告しています。区有通路は通行止めが継続されており、がれきの撤去見通しは立っていません。

現在、区は区内の擁壁24件について、10月2日から緊急点検を開始しています。近隣住民4世帯は自宅に戻られていますが、1世帯は未確認です。
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今回の堀ノ内での家屋倒壊、本当に衝撃的でしたね。擁壁の亀裂が長年放置されていたという事実に、行政の指導のあり方や、所有者の方の意識について、改めて考えさせられます。築57年という年月も、建物の老朽化だけでなく、安全管理の重要性を物語っているように感じました。早期対策の必要性が認識されていたのに、なぜ抜本的な対策が取られなかったのか、その経緯を詳しく知りたいです。

そうなんですよね。ニュースを見て、自分も他人事じゃないなと感じました。擁壁の亀裂、昔からわかっていたのに、まさかこんなことになるなんて。所有者の方も、きっと大変な思いをされているのでしょうね。ただ、住民の方々の安全が第一ですから、行政ももっと早く動いてほしかったという気持ちもあります。これから、同じようなことが起こらないように、しっかり対策が進むといいですね。

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