インド・ウッタル・プラデーシュ州政府訪問団、山梨県を訪問！水素エネルギーや観光など、未来への協力を模索

2025年7月28日～29日、インド・ウッタル・プラデーシュ州の政府訪問団が山梨県を訪問しました。同州のヨギ首相の来県や経済訪問団派遣に続く今回の訪問は、昨年12月に締結された基本合意書に基づく具体的な取り組みを検討するための事前調査です。

訪問団は、州首相顧問のアワニシュ・クマール・アワスティ氏ら3名で構成され、山梨大学水素・燃料電池研究センターや米倉山電力貯蔵技術研究サイト、サントリー白州工場などを視察。 再生可能エネルギーや電力貯蔵技術への関心の高さが伺えます。

また、県庁では各担当部局と活発な意見交換を行い、長崎知事との面会では、ヨギ首相の日本への敬意や今回の訪問成果が強調されました。 水素、観光、農業、産業、人材交流など、幅広い分野での協力の可能性が示唆され、訪問団は山梨県との交渉窓口として「山梨デスク」を設置する予定であると発表しました。

今回の訪問は、山梨県とウッタル・プラデーシュ州の更なる友好関係構築と、経済・文化交流促進に向けた重要な一歩となりました。 両州の未来に向けた協働が期待されます。 今後の具体的な取り組みにも注目です。