秋田市が推進する「にじいろあきた」：多様な性のあり方を認め合い、誰もが自分らしく生きられる社会へ

秋田市は、性的指向や性自認への偏見・差別をなくし、多様性を認め合う社会を目指し、「にじいろあきた推進事業」を展開しています。

この事業では、「秋田市パートナーシップ宣誓制度」の周知や、性の多様性に関する市民理解を深めることで、LGBTQ+の方々が抱える生きづらさに寄り添い、誰もが自分らしく暮らせる環境づくりを進めています。

「アライ」とはLGBTQ+の方々の「味方」のこと。秋田市では、「アライの輪を広げよう！キャンペーン」や、個別相談、ワークショップなどを通じて、性の多様性への理解促進と「アライ」の増加を目指しています。

性のあり方は、体の性、心の性（性自認）、好きになる性（性的指向）、表現する性の4つの要素で構成され、十人十色です。LGBTQ+とは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニング/クィアなどを指します。

カミングアウト（本人の意思による公表）を尊重し、アウティング（本人の同意なく他者が暴露すること）はプライバシー侵害であり、絶対にしてはいけません。

SOGI（性的指向と性自認）ハラスメントを防ぐため、差別的な言葉に同調しない、見た目や声で性別を決めつけない、固定観念に囚われず「その人らしさ」を大切にすることが求められます。

啓発リーフレットや相談窓口も活用し、誰もが安心して暮らせる秋田市を目指しています。