【浄化槽のプロが解説】快適な暮らしを支える「維持管理」の重要性と正しい方法

浄化槽は、微生物の働きで水をきれいにします。この微生物が活動しやすい環境を保つため、浄化槽法で「保守点検」「清掃」「法定検査」が義務付けられています。

「保守点検」は専門知識が必要で、県知事登録業者との契約が必要です。小型家庭用合併浄化槽は4ヶ月に1回以上が目安です。

「清掃」は、溜まった汚泥などを定期的に除去します。市町村の許可を受けた業者に依頼し、年1回以上行う必要があります（方式により異なる）。

「法定検査」は、保守点検・清掃が適切に行われ、浄化槽の機能が保たれているかを確認する検査です。年1回受けることが義務付けられており、水質検査が中心となります。

徳島県では、(公社)徳島県環境技術センターが指定検査機関です。お住まいの地域によって相談窓口が異なりますので、詳細は記事をご確認ください。