【知っておこう】新型コロナワクチン接種後の「副反応」、その症状と対処法

新型コロナワクチンの接種後、体内で免疫が作られる過程で、注射部位の痛み、疲労、頭痛、発熱などの症状が出ることがあります。これらは通常、接種翌日をピークに数日で回復します。

副反応が疑われる症状が出た場合は、接種を受けた医療機関やかかりつけ医に相談してください。千葉県では、専門的な医療機関への受診を円滑に行える体制が整備されています。

過去に重いアレルギー症状があった方は事前に申し出てください。接種直後にはアナフィラキシーや血管迷走神経反射（立ちくらみなど）が起こる可能性があります。

接種後数日以内に、胸の痛み、動悸、息切れ、むくみなどの症状が現れた場合は、心筋炎・心膜炎の可能性も考え、速やかに医療機関を受診してください。特に10代・20代の男性で報告が多いとされています。

手足の力が入らない、しびれなどの症状が現れた場合は、ギラン・バレー症候群の可能性も考え、速やかに医療機関を受診しましょう。

詳細や最新情報については、厚生労働省や千葉県のホームページをご確認ください。予防接種による健康被害は救済制度の対象となります。