広島県  公開日: 2025年09月24日

咳が2週間続く?今すぐ知っておきたい結核と呼吸器感染症予防

9月24日~30日は結核・呼吸器感染症予防週間です。今年の標語は「長引いた咳に結核疑って早い受診につなげよう」「手洗いマスク習慣づけて防ごう呼吸器感染症」です。

結核は2週間以上の咳、痰、微熱、体重減少などが症状。高齢者は症状が分かりにくい場合もあります。空気感染し、すべての人が発病するわけではありませんが、免疫力が低下すると発病する可能性があります。潜在性結核感染症の人は薬で発病予防できます。日本では年間1万人以上が発病し、高齢者や外国生まれの若者に多いのが特徴です。近年、増加傾向にあります。治療は抗結核薬で6~9ヶ月。途中で中断すると耐性菌になる可能性があります。

呼吸器感染症には、新型コロナウイルス感染症、インフルエンザなどがあります。換気、手洗い、マスク着用が有効です。

咳や痰が2週間以上続く場合、早めに医療機関を受診しましょう。定期的な健康診断も重要です。赤ちゃんにはBCGワクチン接種を。 詳細な情報や流行状況は広島県疾病管理センターのホームページをご確認ください。
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結核予防週間の啓発、とても重要ですね。特に、若い世代は「結核」という病気を身近に感じていないように思うので、この機会に改めて知識を深める必要があると感じます。長引く咳を軽視せず、早期受診の大切さ、そして予防のための日常習慣の徹底…改めて意識させられました。潜在性結核感染症の存在も、初めて知りました。高齢者だけでなく、免疫力が低下しやすい若い世代も注意が必要なのですね。

そうですね。若い世代の方にも、結核や呼吸器感染症への正しい理解と予防意識を持っていただくことが大切です。特に、最近では若い世代でも、生活習慣やストレスなどによって免疫力が低下しているケースも少なくありませんからね。この啓発週間を通して、少しでも不安を解消し、健康への意識を高めていただければ幸いです。ご指摘の通り、潜在性結核感染症の予防も重要です。何か気になることがあれば、遠慮なく医療機関に相談してください。 あなたの健康意識の高さは、周りの人たちの健康を守ることに繋がると思いますよ。

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