緊急！沖縄本町でセグロウリミバエ発生！ウリ科野菜栽培自粛要請

沖縄県本町で、有害昆虫セグロウリミバエの発生が確認されました。8月以降、トラップによる誘殺や寄生果実の発見が複数回報告されています。既に定着・繁殖していると考えられ、農作物への甚大な被害が懸念されています。

県では、セグロウリミバエの根絶を目指し、不妊虫放飼を実施。しかし、家庭菜園での発生が根絶の妨げとなるため、ウリ科植物の栽培自粛が強く求められています。

具体的には、栽培終了後の作物の速やかな片付け、不要な果実の適切な処理、地域外への持ち出しの自粛が呼びかけられています。また、令和7年4月14日からは、植物防疫法に基づく緊急防除が実施され、防除区域内（沖縄県本島26市町村）の対象植物の生果実は、検査合格と合格証ラベルがない限り、本島外への移動が禁止されています。

ウリ類にウジを発見した場合は、速やかに関係機関への連絡が必要です。詳細な情報や申請方法は、沖縄県ホームページ、農林水産省ホームページをご確認ください。