宮崎県  公開日: 2025年09月24日

廃棄物から生まれた奇跡!高校生が手漉き和紙で焼酎ラベルを製作

宮崎県都城商業高等学校の生徒たちが、令和6年5月に開始した「紙漉き文化再生プロジェクト」の一環として、柳田酒造と協働し、焼酎ラベル製作に取り組んでいます。

プロジェクトは当初、伝統的な和紙作りの再生を目指していましたが、難しさから方向転換。生徒たちは、芋焼酎製造過程の産業廃棄物を原料とした「都城リジェネ和紙」を開発し、そのブランド育成に励んでいます。

この和紙は、焼酎に使われる様々な芋の色や風合いを生かした、唯一無二のラベルとして活用されます。

活動は毎週金曜日の午後、課題研究の授業時間内で行われ、放課後にも活動しています。9月末から11月にかけて焼酎ラベル用の和紙を漉き、10月には宮崎県総合博物館で開催されるイベント「焼酎のすすめ」で試作品を展示。11月には商品リリースを予定しています。
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都城商業高校の生徒さんたちの「紙漉き文化再生プロジェクト」、本当に素晴らしいですね。産業廃棄物活用による「都城リジェネ和紙」の開発、そして焼酎ラベルへの応用という発想の転換も、柔軟性と創造性に富んでいて感銘を受けました。伝統を守りながら、現代的な視点を取り入れるその姿勢は、まさに21世紀の職人技と言えるのではないでしょうか。完成が待ち遠しいです。

素晴らしいですね。若い世代が伝統産業に新たな息吹を吹き込もうとする情熱に感動しました。方向転換を余儀なくされた状況を、創意工夫で乗り越え、独自の価値を生み出している点も素晴らしい。試行錯誤を繰り返しながらも、粘り強く取り組む生徒さんたちの努力には頭が下がります。11月の商品リリース、心から応援しています。きっと素晴らしい焼酎ラベルになるでしょう。

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